主に社会化期から若齢期にしなければならないトレーニングのことを言います。
これは、人でいう乳児期〜幼児期にあたり、ここを適切に計画的に行わないと成長してからの重大な発達阻害が起こることがあります。
例)他犬恐怖症、他人恐怖症、飼い主依存、神経過敏などなど
これは成長してから対応するのでは、かなりの長期間が必要になります。
しかし、社会化をしっかり行っていれば、わんちゃん自身に普通に暮らす上では怖いものがなくなり、余裕がうまれるので、おとなになると落ち着いた子になります。
本当にとても大事な期間です。
※小型犬と大型犬では期間がだいぶ変わってきます。以下は小型犬です。
1.新生児期(出生〜2週齢くらい)
2.移行期(2週〜3週齢くらい)
3.社会化期(3週〜2ヶ月齢くらい)
4.若齢期(2ヶ月〜6ヶ月齢くらい)
1〜3は親、ブリーダーががんばる時期
4が飼い主さんががんばる時期です。
①慣れてほしいものに常日頃から触れさせる。
②身体中触れるようにする、いろんな場所や物や匂いに触れさせる。
③人や犬とのコミュニーケーションの仕方、家族間でのルールがあることを教える。
意識してほしいことは、上記の3つです。
私たち人も同じですね。
犬種ごとに特徴があるように、生まれたときから備わっている性格は変えられません。が!
あとから、ここでは吠えてはいけない、人は噛んではいけない、などTPOを学ぶことができる、ルールを学ぶことができるんです。
今では社会化の重要性が広まり、出張トレーニングや犬の保育園、パピーパーティーなどがたくさんあります。
ご自分で社会化をやりたい!という方も、ちょっと忙しくて頼みたい…という方もぜひいちど相談することをおすすめします。